音声菩薩と月
タイトル「音声菩薩と月」:サイズ・F8ボード
音声菩薩様は奈良東大寺の八角燈籠に浮彫りで彫刻された音声菩薩姿をもとに描いたものだそうです。
松久宗琳著書に掲載の仏画の下図を写したものです…
菩薩さまが音を奏でる姿がとても良い
胸にじんわりとくるこの感覚はいったいなんだろ?
恋のような(笑)
さてその菩薩さまと月を合わせて描いてみたくて色付けまでしましたが…
写せば出来るとおもったら、そう簡単にはいきません。
実は下図は完璧ではありません。なので修正しながら描きます
多分、スケッチを線おこししたものが下図として掲載されているのだと思いますが、
完成した絵と下図はイコールではないのです
完璧な下図を本には掲載しないのだと思います。たぶん
自分も下図はそのままコピーさせないと思います
描いていく工程で、やってみたらわかったことがたくさん!
金の線はムズイ
薄いと線がはっきりしないし、濃いと細い線が描けない
筆のせいにしてみて、いろいろ買って試しました
金粉は絵皿の中ですぐこずむし、寒いとにかわと分離する~
線は二度引いてます
素人には、勉強することがたくさんです
月の部分
下絵はない状態で、その時その時の気分で形を描いていきます
円定規を使ったりしますが、筆で描いているのでそのまま使用するわけには行かず
とりあえすフリーハンド。本作は定規をどのようにして使っていくか工夫がいる
背景
なんていうか、もっと自由に描きたい。顔彩は計画性がいるので大変です
いやいや、岩絵具で描きたいなんて思っている自分は無謀かな?
乾かし、塗って、乾かし、塗って…色の全体像は決めておかないと…
蓮や雲も散りばめたい…
次なる構想がどんどん生まれてくるのでした!
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